目がかゆくて、気づくとこすっています。
でも、こするほどかゆみは強くなります。
止める役と、そもそも起こさない役の7本を並べました。
この記事で紹介する花粉症の目薬7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ロートアルガード 10mL | ![]() |
最初の1本に選びやすい | Amazon楽天 |
| 2位 | スタディーAG 15mL | ![]() |
15mLで気兼ねなく使える | Amazon楽天 |
| 3位 | サンテFX AL 12mL | ![]() |
かゆみを冷たさで止める | Amazon楽天 |
| 4位 | アレジフェンス 5mL×2 | ![]() |
飛ぶ前から差す予防型 | Amazon楽天 |
| 5位 | アイリスAGガード 10mL | ![]() |
予防と対処のいいとこ取り | Amazon楽天 |
| 6位 | サンテALクールII 15mL | ![]() |
かゆみと赤みの両方に | Amazon楽天 |
| 7位 | ロートアルガードクリアブロックZ 13mL | ![]() |
重い日のための上位モデル | Amazon楽天 |
止める薬と、起こさない薬は別物
花粉で目がかゆくなるのは、アレルギー性結膜炎という反応です。
花粉が結膜に付くと、肥満細胞からヒスタミンが放出され、かゆみと充血が起こります。
ここを止めにいくのが抗ヒスタミン成分、放出そのものを抑えるのが抗アレルギー成分です。
抗ヒスタミン成分は効くのが早く、かゆくなってからでも間に合います。
抗アレルギー成分は効くまでに数日から2週間ほどかかるかわりに、シーズン全体の症状を軽くしてくれます。
かゆくなってから使うのではなく、かゆくならないように使う。ここを変えるだけで春の重さが変わります。

毎年かゆくなってから買いに行ってました。それだと出遅れてるってことですか。

そうなんです。予防タイプは先に買っておいて、飛ぶ前から始めるのが正解ですよ。
薬剤師が市販の目薬を成分で見比べている動画があったので置いておきます。
かゆみの止まり方で選ぶ花粉症 目薬 おすすめ7選
第1位 ロート製薬 ロートアルガード 10mL

花粉の季節にドラッグストアの一番目立つ場所に並ぶ、シリーズの基本形です。
かゆみを抑える成分と炎症を抑える成分が入っていて、目のかゆみと充血の両方に手が届きます。
私は毎年これを1本、2月のうちに買っておきます。
しみ方がきつくないので、かゆくて目が荒れている日でも差せるのが強いところです。
注意したいのは、効き目の強さでは7位に届かないところです。
かゆみが強い日は物足りなく感じます。
10mLと小さめなので、1日に何度も差す人は減りが早いはずです。
どこでも買える花粉目薬の基本形
第2位 キョーリンリメディオ スタディーAG 15mL

15mLという容量のわりに値段が抑えられている1本です。
量を気にせず差せるので、朝から晩までかゆみが続く時期の主力にしやすくなります。
販売店に聞くと、家族で使う人がこれをまとめ買いしていくとのことでした。
学生や受験生の親御さんが選ぶことも多いようです。
ただ、置いている店が少なめです。
近所のドラッグストアで見かけないことがあるので、通販で確保しておくほうが確実になります。
清涼感は控えめなので、スースーさせたい人には向きません。
量を気にせず差せる大容量タイプ
第3位 参天製薬 サンテFX AL 12mL

清涼感が強いことで有名なサンテFXの、花粉向けモデルです。
差した瞬間の冷たさで、かゆみの意識が一度リセットされます。
かゆくて仕事が止まりそうな午後に、これを1滴入れて乗り切ったことが何度もあります。
こすりたい気持ちを冷たさで抑え込めるのが、他とはっきり違うところです。
刺激が苦手な人は、はじめの1滴で涙が止まらなくなります。
清涼感はかゆみを治しているわけではないので、そこを勘違いしないことも大事です。

この冷たさ、マジで最強!! でも荒れてる日に差したら涙が止まりませんでした。
冷たさでかゆみを断ち切る1本
第4位 わかもと製薬 アレジフェンス 5mL×2

かゆみを止める役ではなく、起こさない役の目薬です。
抗アレルギー成分がヒスタミンの放出そのものを抑えるので、花粉が飛ぶ前から使うのが前提になります。
眼科のコラムでも、飛散の1週間から2週間前に始める初期療法として紹介されていました。
シーズン全体の症状が軽くなるので、毎年重い人ほど効いてきます。
弱点は即効性がないところです。
すでにかゆい状態から使い始めても、数日は変化を感じません。
そのため、かゆみ止めタイプを1本併用する使い方が現実的になります。
飛ぶ前から始める予防タイプ
第5位 大正製薬 アイリスAGガード 10mL

予防の成分と、かゆみを抑える成分の両方を入れた設計です。
飛ぶ前から差し始めて、そのままシーズン中も使い続けられるので、1本で回せます。
口コミを読むと、2本持ちが面倒な人がこれに落ち着いている様子でした。
薬局のスタッフも、迷った人にはこの手のタイプをすすめると話していました。
弱点は、それぞれの役目で見ると専門型に一歩ゆずるところです。
予防の力なら4位、止める力なら7位のほうが上になります。
10mLなので、家族で使うにはすぐ足りなくなります。
予防と対処を1本でこなす
第6位 参天製薬 サンテALクールII 15mL

かゆみと赤みの両方に向けた、参天のロングセラーです。
15mLと大きめで値段も抑えられているので、シーズン中の消費が激しい人に向きます。
レビューでは、目が赤くなるのが気になる人からの評価が集まっていました。
3位ほど強くはない清涼感で、そこそこスッキリするバランスのようです。
弱点は、予防には使えないところです。
かゆくなってから差す前提なので、毎年重い人は4位や5位と組み合わせてください。
しみるのが苦手な人にも向きません。
かゆみと赤みが同時に来る人へ
第7位 ロート製薬 ロートアルガードクリアブロックZ 13mL

アルガードシリーズの中でも、成分を重ねた上位モデルです。
予防の成分とかゆみ止めの成分、炎症を抑える成分をまとめて入れてあるので、重い日でも押し返してくれます。
去年、花粉がひどい日にこれを使いました。
1位で足りなかったかゆみが、30分ほどで気にならないところまで落ちたのを覚えています。
正直に言うと、値段はかなり高めです。
毎日これを差し続けるのは、金額的にきつくなります。
差す回数の上限も決められているので、多く差せば効くというものでもありません。
飛散量が多い日の切り札
7本を役割ごとに並べ替える
かゆみへの効きと、しみにくさと、予防に使えるかを入れました。
星は、私が使ったもの、お客様の声、販売店へのリサーチをもとに付けています。
| 順位 | 商品名 | 容量 | かゆみへの効き | しみにくさ | 予防に使えるか | 買いやすさ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ロートアルガード | 10mL | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 向かない | ★★★★★ |
| 2位 | スタディーAG | 15mL | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 向かない | ★★★☆☆ |
| 3位 | サンテFX AL | 12mL | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | 向かない | ★★★★★ |
| 4位 | アレジフェンス | 5mL×2 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 使える | ★★★☆☆ |
| 5位 | アイリスAGガード | 10mL | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 使える | ★★★★☆ |
| 6位 | サンテALクールII | 15mL | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 向かない | ★★★★☆ |
| 7位 | ロートアルガードクリアブロックZ | 13mL | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 使える | ★★★★☆ |
シーズン前に4位、シーズン中に1位、ひどい日に7位。この3本立てが一番ラクです。
差し方を変えれば、同じ薬でも効きが伸びる
かゆみが強いと、つい2滴3滴と入れたくなります。
でも目が受け止められる量は1滴で足りていて、あふれた薬はまぶたの皮膚を荒らすだけです。
差したあとにパチパチまばたきをするのも逆効果になります。
涙が増えて、薬が鼻へ流れていってしまうからです。
容器の先をまつ毛に当てずに1滴。
目を閉じて1分待つ。
目頭を軽く押さえる。
これだけで、同じ1本の持ちがまったく変わります。
2種類の目薬を使うときは、5分以上あけてください。
続けて差すと、先に入れた薬が後の薬に押し流されます。
差したあとに苦味を感じたら、薬がのどに流れているサインです。
目薬より先に用意しておきたいもの
薬で止めるより、そもそも花粉を目に入れないほうが効きます。
花粉対策用のメガネをかけるだけで、目に入る花粉の量はかなり減ります。
コンタクトを使っている人は、この時期だけメガネに切り替えるのが安全です。
レンズに花粉が付くと、症状が重くなります。
冷たいタオルも用意しておくと役に立ちます。
かゆくなったときにこするかわりに、まぶたの上から冷やすとかゆみが引きます。
こするとヒスタミンがさらに出て、悪循環になります。
どうしてもレンズが必要な日は、1日使い捨てを選んでください。
市販薬で止まらないときの見切りどき
市販の目薬で押さえられない症状は、はっきりあります。
数日使っても変わらない、痛みがある、視界がぼやける、目やにが膿のような色をしている。ここまで来たら眼科です。
花粉症だと思っていたものが、細菌やウイルスによる結膜炎だったということも起こります。
保険が効くぶん、シーズン全体で見ると病院のほうが安く済むこともあります。
毎年つらい人ほど、早めに一度診てもらう価値があります。
春を我慢して過ごすのは、もったいないです。
YURIコンタクトレンズと目もとのケアを得意とするプロライターです。今回、筆者は医師が書いた資料で成分ごとの働きを確かめ、ドラッグストアの登録販売者へ売れ筋をリサーチしたうえで記事を書きました。


