はじめの1台に!フィルムカメラ おすすめ4選【2026年8月】現像まで込みで選ぶ

フィルムカメラ


27枚撮り1本を撮り切るのに3週間かかりました。

その待ち時間ごと楽しめるかどうかで、選ぶ1台は変わってきます。

この記事で紹介するフィルムカメラ4選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 PENTAX 17 ペンタックス PENTAX 17 フィルムカメラ ハーフサイズフォーマット 新品で買える国産ハーフ機 Amazon楽天
2位 KODAK EKTAR H35N KODAK EKTAR H35N ハーフフレームフィルムカメラ ストライプブラック 1本で72枚撮れる軽さ Amazon楽天
3位 コダック ULTRA F9 コダック フィルムカメラ ULTRA F9 ブラック×イエロー 3千円台から始められる Amazon楽天
4位 写ルンです 27枚撮り 富士フイルム 写ルンです スタンダードタイプ 27枚撮り 買ったその日から撮れる Amazon楽天

1本撮り切って現像に出すまでにわかったこと

去年の春、10年ぶりにフィルムを1本詰めて街に出ました。

デジタルの癖で、最初の30分で7枚も切ってしまい、残り枚数を見て手が止まりました。

1枚あたり60円ほどかかると意識した瞬間から、撮る前に考える時間が生まれます。

これが面倒だと感じる人もいますが、この間が写真を変えます。

現像に出してデータが返ってくるまでは1週間ほどでした。

忘れたころに届いた画像を開く瞬間は、スマホの写真では絶対に味わえない感覚があります。

門田くん
門田くん

データが返ってきた日、真っ黒な失敗写真が5枚ありました。それも含めて面白いんですよ

本体を買う前に、近所に現像を受け付けてくれる店があるかを調べておいてください。撮り終えたフィルムを何ヶ月も引き出しに眠らせている人は本当に多いです。

初めての1台に選びたいフィルムカメラのおすすめ4選!

第1位 ペンタックス PENTAX 17 フィルムカメラ ハーフサイズフォーマット

ペンタックス PENTAX 17 フィルムカメラ ハーフサイズフォーマット

いま自分が使っているのがこれです。

新品で買える数少ない国産フィルムカメラで、2024年に発表されたときは正直そこまで期待していませんでした。

実物を持つと金属の詰まった重さがあって、中古の名機を触ったときの感触にかなり近いです。

ハーフサイズなので36枚撮りのフィルムから72枚撮れます。

フィルム代が高い今、この枚数の差は財布にそのまま効いてきます。

距離はゾーンフォーカスで、被写体までのだいたいの距離をダイヤルの絵に合わせて決めます。

最初の1本は近距離の設定を外して6枚ほどボケました。

ただ、慣れると考えずに合わせられるようになります。

価格が7万円台と、フィルムカメラの入門機としては高めなのが正直つらいところです。

第2位 KODAK EKTAR H35N ハーフフレームフィルムカメラ ストライプブラック

KODAK EKTAR H35N ハーフフレームフィルムカメラ ストライプブラック

こちらもハーフサイズで、36枚撮りから72枚を絞り出せる作りです。

重さは100グラム前後しかなく、上着のポケットに入れても存在を忘れます。

プロの写真家が書いたレビューを読むと、ピントの甘さを認めたうえで「お手軽なエモさ」を評価する声が並んでいました。

価格が1万円前後なので、初めての1台で失敗しても痛手が小さいのが大きいところです。

星形のフィルターとバルブモードが付いていて、夜の光を意図的に伸ばす遊びもできます。

ただ、露出は固定なので、曇りの日や室内では暗く沈みます。

晴れた屋外専用の道具だと思って買うほうが気持ちよく使えます。

山之内さん
山之内さん

1万円で72枚撮れて、この見た目。マジで最強!!迷っているなら黙って買っていいやつです

第3位 コダック フィルムカメラ ULTRA F9 ブラック×イエロー

コダック フィルムカメラ ULTRA F9 ブラック×イエロー

35mmフィルムをそのまま1コマ使う、いわゆるフルフレームのトイカメラです。

絞りはF9固定、シャッタースピードも固定で、できることは巻いて押すだけになります。

販売店のスタッフに聞くと、学生や親子連れが最初の1台として選んでいくケースが多いそうです。

3千円台から手に入るので、フィルムを2本買っても1万円でおつりが来ます。

口コミでは「思ったよりちゃんと写る」という驚きの声と「フラッシュが弱い」という不満が並んでいました。

ただ、ハーフサイズではないので、36枚撮りのフィルムは36枚で終わります。

枚数あたりの単価を気にする人にはやや割高に感じるかもしれません。

第4位 富士フイルム 写ルンです スタンダードタイプ 27枚撮り

富士フイルム 写ルンです スタンダードタイプ 27枚撮り

冒頭で3週間かけて撮り切ったのがこれです。

フィルムが最初から入っていて、撮り終わったら箱ごと店に出せば終わります。

現像とデータ化まで含めても3千円ほどで、フィルム写真がどんなものか一通り体験できます。

写りは思っていたより素直で、日中の屋外なら文句のつけようがありません。

夜のフラッシュは1メートルから3メートルの範囲に強く出るので、飲み会の卓上を撮ると独特の白さが出ます。

これがいわゆるあの空気感の正体でした。

ただ、繰り返し使えないので、続けるほど割高になります。

まず1本試して、面白いと感じてから上の3台に進むのが無駄のない順番です。

4台のちがいを数字と感覚で並べる

スペック表だけでは伝わらない部分があるので、持ち歩いたときの感覚も混ぜて並べました。

「散歩に持ち出す気軽さ」はカバンに入れたまま忘れられるか、「1枚あたりの安さ」はフィルム代まで含めた実感で見ています。

モデル 形式 1本の撮影枚数 散歩に持ち出す気軽さ 1枚あたりの安さ
PENTAX 17 ハーフ 約72枚 ★★★☆☆ ★★★★☆
KODAK EKTAR H35N ハーフ 約72枚 ★★★★★ ★★★★★
コダック ULTRA F9 フルフレーム 約36枚 ★★★★☆ ★★★☆☆
写ルンです レンズ付きフィルム 27枚 ★★★★★ ★★☆☆☆

数字で見るとハーフサイズの強さが目立ちますが、写ルンです以外は現像を自分で手配する必要があります。

本体より先に知っておくお金の話

フィルムカメラでつまずく人の大半は、撮る前ではなく撮ったあとで止まります。

1本撮るのにかかる費用の目安
36枚撮りのカラーネガが1本1500円から2500円前後、現像が800円前後、データ化を付けると合計で3000円から4000円ほどになります。ハーフサイズなら同じ金額で倍の枚数が残ります。

つまりフィルム1本ごとに、ちょっとした外食1回分のお金が動きます。

これを知らずに買うと、2本目を詰める前に棚の奥へ消えます。

現像は町のカメラ店のほか、郵送で受け付けている専門店もあります。

データ化を頼めばスマホに取り込めるので、SNSに上げるところまで問題なくつながります。

山之内さん
山之内さん

現像代がもったいないと思うなら、ハーフサイズを選ぶだけで負担が半分になりますよ

実機の質感や操作の流れは動画のほうが早いので、PENTAX 17を細かく触っている動画を貼っておきます。

どんな場面で持ち出すと化けるのか

フィルムカメラが一番強いのは、あとから見返す前提の日です。

持ち出すと化ける場面
友人との旅行、夏の海や花火、子どもの誕生日、卒業や引っ越しの前日。どれも数年後に見返す可能性が高い日です。逆に記録として確実に残したい場面は、スマホと併用するのが安全です。

その場で確認できないぶん、撮る瞬間に集中するので構図が良くなります。

デジタルだと1つの場面で20枚撮って後から選びますが、フィルムだと1枚に絞る癖がつきます。

この習慣はスマホで撮るときにも効いてきます。

逆に、暗い室内での宴会や、動きの速い子どもを追う場面は苦手です。

そこは無理せずスマホに任せて、明るい時間帯にフィルムを回すのが気持ちよく続くやり方でした。

フィルムと一緒に用意しておくもの

本体が届いてから慌てないよう、先に揃えておくと楽です。

カラーネガフィルムを2本、単三または単四の電池、レンズを拭くクロス、そして撮り終えたフィルムを入れる小さなケース。この4点があれば当日から動けます。

フィルムは店頭で品切れしていることが多いので、通販でまとめて買っておくと安心です。

保管は冷蔵庫の野菜室が向いていて、熱と湿気を避けるだけで色の転びを防げます。

使う30分前に室温へ戻すのを忘れると、結露で表面が曇るので気をつけたいところです。

感度はISO400を選んでおくと、朝から夕方まで幅の広い時間帯で撮れます。

どれを買うかの落としどころ

ここまでの内容を、目的別に整理しておきます。

目的別の選び分け
長く1台を使い込みたいならPENTAX 17、安く始めて枚数を撮りたいならKODAK EKTAR H35N、とにかく費用を抑えたいならULTRA F9、まず体験してみたいだけなら写ルンですです。

迷っているなら、まず写ルンですを1本撮り切ってから本体を選ぶのが一番損がありません。

現像に出す流れと、待ち時間の感覚を先に知っておけるからです。

そのうえで続けたいと思えたなら、ハーフサイズの2台が候補に残ります。

撮った紙やデータが手元に届く日のことを考えると、フィルム代も納得できる金額に思えてきます。

この記事を書いた人
ガッキー
カメラまわりを担当している筆者です。今回は現像を扱うカメラ店に足を運び、料金や納期、初心者がつまずく場面をリサーチしたうえで書きました。
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