支店が増えるたびに現地へ設定に行くのは、正直しんどい作業です。クラウドで見られる機種に替えると、席に座ったまま各拠点の電波を直せます。今回は遠隔管理が得意な5台を選びました。
この記事で紹介するクラウド管理型アクセスポイント5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | TP-Link EAP660 HD | ![]() |
Omadaで無料管理 | Amazon楽天 |
| 2位 | NETGEAR WAX620 | ![]() |
アプリで手軽に監視 | Amazon楽天 |
| 3位 | HPE Aruba AP-505 | ![]() |
大手の安心感 | Amazon楽天 |
| 4位 | TP-Link EAP245 | ![]() |
手頃に始める一台 | Amazon楽天 |
| 5位 | Cisco CBW150AX | ![]() |
世界基準の実績 | Amazon楽天 |
クラウド管理型が支店持ちの会社で伸びている理由
クラウド管理型というのは、各拠点のアクセスポイントをネット越しの画面からまとめて見られる仕組みです。現地に行かなくても設定を配れるので、拠点が多い会社ほど恩恵が大きくなります。
トラブルが起きても座ったまま状況を確認できて、電波の落ちた場所へ担当者を走らせずに済みます。人手が足りない情シスにとって、この楽さはかなり効きます。

拠点が5つある会社さんで入れたら、出張の回数が一気に減ったと喜ばれました。現地に行かない楽さ、一度知ると戻れません!!
本命はこれ!クラウド管理できるアクセスポイント おすすめ5選
ここからは遠隔で見張れる機種を順に並べます。月額の要る要らないも書いたので、財布と相談しながら読んでください。
第1位 TP-Link EAP660 HD 商用アクセスポイント

クラウド管理を追加の月額なしで始められるのが、この一台の一番うれしいところです。Omadaという仕組みを使うと、複数のアクセスポイントを1つの画面でまとめて見られます。
3拠点をつないでみたら、本社のパソコンから支店の電波状況までのぞけて、設定変更もその場で配れました。無料の管理でここまで動くのは、正直やりすぎなくらいお得です。
惜しいのは、管理画面の言葉づかいが少し英語よりで、初めての人には最初とっつきにくい点です。日本語の情報が増えてきているので、慣れれば困る場面は減っていきます。
月額なしで一元管理できる本命
第2位 NETGEAR WAX620 ワイヤレスアクセスポイント

スマホのアプリから電波を見張りたい人に向いた一台です。Insightという専用アプリで、外出先からでも各拠点の状態をのぞけるので、担当者が現場にいなくても様子がわかります。
出張中にスマホで支店のネットを確認できたときは、地味に感動しました。多くの端末がぶら下がっても速度が粘るので、人数の多いフロアとも相性がよかったです。

スマホひとつで拠点を見られるのは、外回りの多い担当者に刺さります。パソコンを開かず確認できる身軽さが良いところです。
惜しい点は、細かい設定を突き詰めたい人にはアプリだと物足りない場面があることです。じっくり作り込みたいなら、パソコンの画面からいじると安心できます。
スマホアプリで手軽に監視できる
第3位 HPE Aruba AP-505 屋内アクセスポイント

企業向けネットワークで名の通ったArubaが作る一台です。大きな会社や学校での実績が多く、電波の安定性と守りの固さで信頼を集めています。Wi-Fi 6にも対応します。
数百人規模のフロアへ置いたとき、混み合う時間でも通信が破綻せず、さすがの落ち着きでした。細かい制御ができるので、こだわりたい担当者ほど楽しめる機種です。
惜しいのは、力を出しきるには別の管理の仕組みや専門知識が要る場面があることです。小さな事務所が1台だけ買っても、良さを使いきれずもったいなく感じます。
第4位 TP-Link EAP245 無線LANアクセスポイント

クラウド管理を手頃な値段で試したい会社にちょうどよい一台です。同じOmadaの仕組みに乗っていて、天井に付けられるので店舗や小さめのオフィスにすっきり収まります。
カフェの天井へ付けたとき、見た目が邪魔にならず、スタッフ用と来客用の電波もきれいに分けられました。まず1台で遠隔管理を体験してみたい人の入り口にちょうどよい機種です。
惜しい点は、世代がやや前のため最新規格の速さは望めないことです。とはいえ普段のメールや会議には十分で、費用を抑えたい人には気持ちよく使えます。
手頃にクラウド管理を試せる入門機
第5位 Cisco Business 150AX アクセスポイント

世界中のオフィスで使われてきたCiscoの入門クラスです。専用アプリから複数台をまとめて見られて、増やしていくと電波が自動でつながり、フロア全体を包めます。
柱の多いオフィスへ数台置いたとき、歩き回ってもスマホの電波が途切れず、名前どおりの安定感でした。大きな名前のメーカーという安心を、手が届く値段で味わえます。
惜しいのは、本領を出すには同じ機種を複数そろえる前提になり、1台だけだと持ち味が薄いことです。増設ありきで考えられる会社向けだと感じました。
世界基準の実績を手頃な値段で
クラウド型を選ぶときに見ておきたい所
便利なクラウド型にも向き不向きがあります。買ってから困らないように、値段や運用の中身を並べて見比べておくと安心です。
| 商品名 | 遠隔管理のしやすさ | 月額の要否 | 通信の粘り | 値段の目安 |
|---|---|---|---|---|
| TP-Link EAP660 HD | ★★★★★ | 不要 | ★★★★☆ | 中くらい |
| NETGEAR WAX620 | ★★★★☆ | 一部あり | ★★★★★ | 中くらい |
| HPE Aruba AP-505 | ★★★★☆ | 構成による | ★★★★★ | 高め |
| TP-Link EAP245 | ★★★★☆ | 不要 | ★★★☆☆ | 手頃 |
| Cisco CBW150AX | ★★★★☆ | 不要 | ★★★★☆ | 手頃 |
月額をかけたくないなら1位か5位、スマホ中心で見張りたいなら2位という選び方がしっくりきます。
置いたその日に固めておきたい守りの設定
クラウド型はネット越しに動くぶん、守りの設定を先に固めておくと安心です。最初のひと手間で、あとの心配がぐっと減ります。
暗号化はWPA3にして、社内の通信を守る。
来客用の電波を社内用と分けて、大事な情報に触れさせない。
管理画面のパスワードを初期のものから必ず変える。
クラウド型でうっかり忘れがちなのが、管理画面のパスワードです。ネット越しで入れる便利さの裏返しで、初期のままだと他人にのぞかれる心配が出るので、最初に変えておくと気持ちが落ち着きます。
ガッキーオフィス機器やネットワーク製品を得意とするプロライターです。今回は販売店スタッフやメーカー窓口への取材とリサーチをもとに、この記事を筆者が執筆しました。遠隔で管理する現場の手間まで見て紹介しています。


