社員が一斉に接続する時間帯だけ、なぜかWi-Fiが重くなる。大きなフロアや学校でよくある悩みです。今回は大人数がぶら下がっても粘る機種を、実際の使い心地から並べました。
この記事で紹介する大規模向けアクセスポイント5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | NETGEAR WAX620 | ![]() |
多台数でも速度が粘る | Amazon楽天 |
| 2位 | BUFFALO WAPM-AX4R | ![]() |
国産で管理が楽 | Amazon楽天 |
| 3位 | エレコム WAB-M2133 | ![]() |
同時接続に強い | Amazon楽天 |
| 4位 | Cisco CBW150AX | ![]() |
増設でフロア全体へ | Amazon楽天 |
| 5位 | エレコム WAB-M1775-PS | ![]() |
配線を数珠つなぎに | Amazon楽天 |
50人のフロアで電波が落ちた日のこと
以前おじゃました会社で、昼どきになると決まってWEB会議が固まると相談を受けました。原因は家庭用ルーターを2台置いていただけで、人が増えると電波の取り合いが起きていたのです。
大規模なフロアでは、1台にたくさんの端末がぶら下がっても速度を割り振れる法人向けの機種が要ります。ここを替えただけで、その会社の午後の空気がまるで変わりました。

正直、台数を増やせば直ると思っていたんですが、逆効果でした。1台の実力で選ぶのが大事だと痛感しましたよ!!
本命はこれ!大規模オフィス向けアクセスポイント おすすめ5選
ここからは大人数に耐える機種を順に見ていきます。人数の多いフロアや学校を思い浮かべながら読んでみてください。
第1位 NETGEAR WAX620 ワイヤレスアクセスポイント

大人数がぶら下がる場所で、いちばん粘ってくれた一台です。60台前後を同時につないでも速度が落ちにくく、広いフロアの隅でも動画がカクつきませんでした。
クラウドの画面から電波の混み具合をのぞけるので、どの席が重いのかを座ったまま調べられます。大きなオフィスの担当者がぐっと楽になる機種でした。
惜しいのは、設定画面が英語まじりで最初はとっつきにくいところです。慣れれば問題ありませんが、ネットワークが初めての人だと少し身構える場面が出てきます。
多台数でも速度が粘る大規模向けの本命
第2位 BUFFALO AirStation Pro WAPM-AX4R

国産で安心して任せたい会社にすすめたい一台です。日本語の管理画面で操作が分かりやすく、複数台をまとめて見張るソフトも国内メーカーらしく親切でした。
40台を超える中規模から大規模のフロアに置いたとき、混雑した時間でも通信のバラつきを抑えてくれました。困ったときに日本語窓口へ電話できる心強さも大きいです。

海外製の設定に不安がある会社なら、まず国産のこれを推します。窓口が日本語というだけで安心の度合いが変わります。
惜しい点は、最上位の海外ハイエンドと比べると1台あたりの上限台数が控えめなところです。100人を超える大きな拠点では、台数を足す前提で考えておくと安全です。
国産で管理しやすい中大規模向け
第3位 エレコム WAB-M2133 法人向け無線アクセスポイント

たくさんの端末が同時にしゃべっても、うまくさばいてくれる一台です。MU-MIMOという仕組みで複数の相手へ同時に電波を送れるので、人が密集する場所で差が出ます。
会議室に人が集まって全員がノートPCを開いた場面でも、通信がもたつかず助かりました。値段のわりに通信がしっかりしていて、費用を抑えたい大きめの事務所に向きます。
惜しいところは、遠隔管理の作り込みが上位機種ほど濃くない点です。多くの拠点をまとめて見張りたい会社だと、少し物足りなさを感じるかもしれません。
同時接続に強く費用も抑えめ
第4位 Cisco Business 150AX アクセスポイント

フロアが広くて1台では電波が届かない現場に効く一台です。同じ機種を増やしていくと、電波が自動でつながって一枚の網のように広がるので、大きな建物をまるごと覆えます。
ワンフロアに柱が多いオフィスへ複数台を置いたとき、歩き回ってもスマホの電波が途切れず、まるで一つのWi-Fiに包まれているようでした。世界的なメーカーで信頼も厚いです。
惜しいのは、本領を出すには複数台そろえる前提になり、初期の出費がふくらむところです。1台だけで済ませたい小さな事務所には、正直もったいない選択になります。
増設でフロア全体を一枚の網に
第5位 エレコム WAB-M1775-PS Wi-Fi 6アクセスポイント

配線をきれいにまとめたい現場で光る一台です。PoEパススルーという仕組みで、1本のLANケーブルから次の機器へ電源を送り渡せるので、天井裏の配線をぐっと減らせます。
細長い倉庫に何台か連ねて置いたとき、電源工事を追加せずに設置できて工期が短くなりました。Wi-Fi 6にも対応していて、広い場所でも通信が重くなりにくいです。
惜しい点は、電源を渡していく仕組みのぶん、途中の1台にトラブルが出ると先の機器へ影響が出やすいことです。連ねる台数は無理をしすぎないほうが安心です。
配線を数珠つなぎにできる省施工型
大きなフロアで機種を選ぶときに見る4か所
人数の多い場所では、家庭用の感覚で選ぶと後で泣きます。大規模ならではの見どころを4つにまとめました。
| 商品名 | 同時接続の余裕 | 設置の自由度 | 遠隔管理のしやすさ | 値段の目安 |
|---|---|---|---|---|
| NETGEAR WAX620 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | 中くらい |
| BUFFALO WAPM-AX4R | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 中くらい |
| エレコム WAB-M2133 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 手頃 |
| Cisco CBW150AX | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | 中くらい |
| エレコム WAB-M1775-PS | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 手頃 |
人数最優先なら1位、国産で安心を取るなら2位、広さを1台で覆えないなら4位という選び方がしっくりきます。
置いてから慌てないための下ごしらえ
大人数の環境では、置く場所と守りの設定を先に決めておくと後が楽です。人が集まる部屋の真上あたりに置くと、電波が全体へ回りやすくなります。
暗号化はWPA3にして、社内の通信を守る。
来客用の電波を社内用と分けて、大事な情報に触れさせない。
遠隔で状態を見られる機種は、初日にスマホやPCから見られるようにしておく。
とくに大規模だと、後から一台ずつ設定し直すのは骨が折れます。まとめて設定を配れる機種なら、最初にひな形を作っておくと増設のときも一瞬で終わります。
ガッキーオフィス機器やネットワーク製品を得意とするプロライターです。今回は販売店スタッフやメーカー窓口への取材とリサーチをもとに、この記事を筆者が執筆しました。大人数の現場での使い勝手を大事にしています。


