自分の演奏や現場の音を録ってみたら、思った以上にスマホとの差に驚いたのがハンディレコーダーでした。 録音の世界がぐっと身近になる6台を紹介します!
この記事で紹介するハンディレコーダー6選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ZOOM H1 essential | ![]() |
初めての1台に軽い | Amazon楽天 |
| 2位 | TASCAM Portacapture X8 | ![]() |
4本同時で録れる本格機 | Amazon楽天 |
| 3位 | ZOOM H4 essential | ![]() |
内蔵マイクと外部入力の両取り | Amazon楽天 |
| 4位 | ZOOM H6 essential | ![]() |
マイク先端を付け替えられる | Amazon楽天 |
| 5位 | TASCAM DR-05XP | ![]() |
広く録れる手のひらサイズ | Amazon楽天 |
| 6位 | OM SYSTEM LS-P5 | ![]() |
ポケットに入る細身ボディ | Amazon楽天 |
スマホ録音に物足りなくて録音機を持ち込んだ日
きっかけは、知り合いのバンドのスタジオ練習をスマホで録ったことでした。 再生してみたら、ドラムだけが大きくてボーカルが遠い。 音は鳴っているのに、その場の空気がまるで残っていなかったんです。
そこで小さな録音機を1台持ち込んでみたら、同じ部屋で録ったとは思えないほど音の粒が揃っていて、正直ちょっと感動しました。 それ以来、弾き語りの練習やフィールド録音、配信の音まで、用途ごとに機種を変えて使うようになりました。

買う前に見ておきたいところ
機種ごとの違いは細かいですが、ざっくり次のところを見ると迷いにくくなります。
持ち歩く頻度が高いか、据え置きで使うか
外部マイクをつなぐ予定があるか
音をどれくらいの大きさまで歪ませずに録れるかは、いわゆる32bitフロートという録り方が効いてきます。 音量設定をミスっても後から救えることが多く、ここがハンディレコーダー選びでいちばん体感差が出る部分でした。
マイクの向きも要チェックです。 主役を前に出したいなら正面に強いタイプ、部屋の空気ごと録りたいなら全方向を拾うタイプが向いています。
用途で選びたいハンディレコーダー6選
第1位 ZOOM H1 essential

最初の1台にいちばん勧めたいのがこれでした。 手に取ると驚くほど軽くて、上着のポケットに入れても気にならないサイズです。 弾き語りの練習をテーブルに置いて録ってみたら、ギターの胴鳴りと声がちゃんと分かれて入っていて、設定で悩む時間がほぼゼロでした。
音量を大きく外しても歪みにくい録り方に対応しているので、急に大きな声を出してもセーフ。 録音に慣れていない人ほど助けられると思います。
正直、ボディはプラスチック感があって高級機のような重厚さはありません。 外部マイクをがっつりつなぎたい人には物足りないですが、最初の入口としては文句なしの軽さと音です。

軽さと手軽さで選ぶ初めての1台
第2位 TASCAM Portacapture X8

こちらは一気に本格派。 バンドのスタジオ録音で借りて使ったとき、ボーカル用とギター用のマイクを別々につないで、それぞれを独立した音として残せたのが衝撃でした。 後から声だけ少し上げる、みたいな調整が家でできるんです。
画面はスマホのように指で触って操作できて、どのつまみが何の音かが一目で分かります。 歪みにくい録り方にも対応していて、ライブの爆音でも音が割れて台無し、という事故が起きにくかったです。
ただ、サイズと価格はそれなり。 ポケットには入りませんし、ひとりの弾き語りだけなら機能を持て余します。 本気で音と向き合う人の据え置き機、という立ち位置でした。
4本同時録音までこなす本格機
第3位 ZOOM H4 essential

内蔵マイクで手軽に録りたい気持ちと、たまには外部マイクもつなぎたい欲、その両取りができる中間機です。 先端のステレオマイクで空気感を録りつつ、底面の入力にマイクを2本さして弾き語りの声とギターを分けて録る、という使い分けが1台で完結しました。
カフェの片隅で環境音を録ったとき、人の話し声や食器の音が立体的に残っていて、聴き返すだけで場面が浮かぶ録れ方でした。
そのぶんH1より少し大きく重くなります。 常にポケットに入れて持ち歩くより、カバンに入れて現場で取り出す使い方が合っていました。
内蔵マイクと外部入力を1台で
第4位 ZOOM H6 essential

面白いのは、先端のマイク部分を丸ごと付け替えられるところでした。 近くの音を狙うマイクと、広く拾うマイクを場面で差し替えられるので、屋外の取材から室内のアンサンブルまで1台で対応できます。
入力もたくさんあるので、出演者にそれぞれマイクを向けた対談収録でも余裕がありました。 録ったあとに「あの人の声だけ小さい」と困ることが激減します。
難点はやはりかさばること。 価格も上のクラスなので、ここまでの拡張をまだ使い切れないなら、下位モデルから始めても遅くはありません。
マイク先端を付け替えて長く使える
第5位 TASCAM DR-05XP

手のひらに収まる小ささで、全方向の音を均等に拾ってくれるタイプです。 散歩しながら川や鳥の音を録ったら、その場に立っているような広がりで残っていて聴き返すのが楽しくなりました。
歪みにくい録り方にも対応していて、パソコンにつなげばそのままマイクとしても働きます。 価格も手を出しやすく、2台目の予備として持っておく人も多い1台です。
正面の主役だけを際立たせる用途には向きません。 バンドのボーカルを前に出したい、という録り方では1位や2位のほうが扱いやすかったです。
周囲を広く録れる手のひらサイズ
第6位 OM SYSTEM LS-P5

細身でペンのように胸ポケットへ差せる形が気に入りました。 ピアノの練習をそっと録ってみたら、低い音から高い音まできれいに伸びていて、小さな本体からは想像できない録れ方でした。
楽器演奏や生のライブを高い精度で残したい人に向いた音作りで、持ち歩きの気軽さと音の良さのつり合いが取れています。
とはいえ、この細さでこの音が手に入るなら持ち出す回数が増えるはずです。 鞄に1本しのばせておく相棒として頼れる存在でした。
ポケットに差せる細身の高音質機
6台を使い比べた早見表
数字だけでは伝わらない使い心地を、自分が触って感じたままに並べてみました。
| 商品名 | タイプ | 持ち運びやすさ | はじめてでも触りやすい | 合う録音シーン |
|---|---|---|---|---|
| ZOOM H1 essential | 内蔵マイク小型 | 星5 | 星5 | 弾き語りや練習 |
| TASCAM Portacapture X8 | 多入力の箱型 | 星2 | 星3 | バンドや配信 |
| ZOOM H4 essential | 内蔵+外部入力 | 星3 | 星4 | 現場の環境音 |
| ZOOM H6 essential | マイク交換式 | 星2 | 星3 | 取材や対談 |
| TASCAM DR-05XP | 全方向小型 | 星5 | 星4 | 自然音や会議 |
| OM SYSTEM LS-P5 | 細身ペン型 | 星5 | 星3 | 楽器やライブ |
買ったあと音が良くなる小ワザ
機種が決まったら、置き方を少し工夫するだけで音が変わります。 机に直接置くと振動を拾ってしまうので、たたんだタオルの上に乗せるだけで低い雑音が減りました。
録音した音は、その日のうちにスマホやパソコンへ移しておくのがおすすめです。 本体に貯め込むと、いざというとき容量が足りずに録れない、という残念な事態を防げます。

用途に合う1台が見つかれば録音が趣味になる
軽さを取るならH1、本気で混ぜたいならX8、その中間が欲しいならH4、長く拡張したいならH6、広く録るならDR-05XP、細身で持ち歩くならLS-P5。 こうして並べると、自分の使い道で答えが自然に絞れてきます。
気になった1台から始めれば、きっと録音そのものが楽しくなるはずです!
ガッキー音響機材を得意とする筆者。今回は楽器店スタッフや録音をする友人への取材と、メーカー情報のリサーチをもとに記事を書きました。数値より実際の使い心地を大事に紹介しています。

