DTMで本格的なピアノを弾きたくなると、行き着くのが88鍵のMIDIキーボードです。 鍵盤の重さや端子の数で弾き心地がガラッと変わるので、触った感触を交えて3機種を比べてみました。
この記事で紹介するMIDIキーボード 88鍵 おすすめ3選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | M-Audio Keystation 88 MK3 | ![]() |
初めての88鍵に手が届く価格 | Amazon楽天 |
| 2位 | Studiologic SL88 GT MK2 | ![]() |
木製ハイブリッド鍵盤の弾き心地 | Amazon楽天 |
| 3位 | Native Instruments Kontrol S88 MK3 | ![]() |
画面とノブで音源を直接操作 | Amazon楽天 |
88鍵のMIDIキーボードって何がそんなに違うの?
同じ88鍵でも、ピアノタッチをどこまで本気で再現しているかで価格が3倍くらい開きます。 弾く感触を重視するなら木製やハンマーアクションの鍵盤、打ち込みの効率を上げたいなら画面やノブが充実したモデルが向いています。

正直、最初は鍵盤の重さなんてどれも同じだと思ってました。実際に並べて弾いたら別物でびっくりしましたよ。
3機種の実力をならべて見比べる早見表
スペックの数字だけだと伝わりにくいので、楽器店スタッフへのリサーチと試奏メモをもとに、弾き心地まで含めて表にしました。
| 機種 | 鍵盤の重さ感 | 夜の打ち込みやすさ | 初心者の弾きやすさ | 付属ソフトの即戦力度 |
|---|---|---|---|---|
| M-Audio Keystation 88 MK3 | ★★★☆☆ 軽め | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| Studiologic SL88 GT MK2 | ★★★★★ どっしり | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| Native Instruments Kontrol S88 MK3 | ★★★★☆ 重厚 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
「夜の打ち込みやすさ」は、深夜にヘッドホンで作業する人がタッチノイズや鍵盤の戻る音をどれだけ気にせず使えるか、という私の体感評価です。
本格派が長く付き合える88鍵MIDIキーボード3選
第1位:M-Audio Keystation 88 MK3 88鍵盤 MIDIキーボード

88鍵が欲しいけど10万円超えは厳しい、という人がまず触ってみてほしい一台です。 セミウェイト鍵盤なので指がスッと動き、コードを長時間打ち込んでも手が疲れにくいのが助かりました。
家のデスクに置いて夜にヘッドホンで作業してみたんですが、鍵盤の戻る音が静かで、隣の部屋に気を使わずに済みました。 ピッチベンドとモジュレーションのホイールも素直に動いてくれます。

この価格で88鍵がそろうのは強い味方です。初めての一台で重さに迷うなら、まずこれで指を慣らすのが個人的にはおすすめ。
軽い鍵盤で長時間の打ち込みもラク
第2位:Studiologic SL88 GT MK2 88鍵 ハンマーアクション MIDIキーボード

ピアノ出身で鍵盤の感触に妥協したくない人に弾いてほしいモデルです。 イタリアのFatar製の木製ハイブリッド鍵盤で、指を沈めたときの戻り方が生ピアノに近く、強弱のニュアンスがしっかり音に乗ります。
鍵盤を左右で分けて別々のMIDIを送れるので、左手はベース音源、右手はピアノ音源、といった弾き分けを本体だけで仕込めました。 ライブで弾く人にも頼もしい作りです。
オーディオインターフェイス機能まで入っているのは、この価格帯ではめずらしい組み合わせです。ヘッドホン出力からそのまま音を聴けます。
木製鍵盤の本格的な弾き心地
第3位:Native Instruments Kontrol S88 MK3 88鍵 MIDIキーボードコントローラー

画面を見ながら音源をいじりたい人にとっては、これ一台で作業が完結する感覚があります。 中央の大きな液晶と8つのノブで、マウスに手を伸ばさず音色を呼び出せるので、弾く流れが途切れません。
KONTAKTの音源とつないだとき、キースイッチが割り当てられた鍵盤が赤く点灯するのが地味にうれしい機能でした。 どの鍵で奏法が切り替わるか目で分かるので、暗い部屋でも迷いません。控えめに言って神!!

鍵盤が点灯する機能、最初は飾りかと思ってたんですが、使い始めたら戻れなくなりました。値段は張るけど、もう手放せないです。
画面とノブで音源を手元から操作
買ってから困らないための接続まわりの下調べ
88鍵クラスはUSBバスパワーで動く機種が増えましたが、ハブ経由だと電力が足りずに認識しないことがあります。 パソコンの端子から直接つなぐのが安全です。

サスティンペダルが別売りの機種も多いので、注文のときに一緒にカゴへ入れておくと初日からしっかり弾けますよ。
鍵盤と一緒にそろえたい周辺アイテム
本体だけだと弾きづらい場面が必ず出てきます。 最初からそろえておくと作業が一気に快いものになるアイテムを挙げておきます。
サスティンペダル、しっかりしたキーボードスタンド、長めのUSBケーブルの3つは、ほぼ全員が後から買い足すことになります。最初にまとめて用意しておくと送料も一度で済みます。
ヘッドホンも忘れがちです。 夜の作業が中心なら、密閉型のモニターヘッドホンがあると鍵盤のニュアンスまで聴き取れて、打ち込みの精度が上がります。
●ガッキー
ガッキーDTM機材を得意とする筆者。今回は楽器店スタッフや実際に使うクリエイターへの取材とリサーチをもとに、鍵盤の弾き心地まで踏み込んで記事を書いています。読者目線でのわかりやすさを大切にしています。


